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菅原神社磨崖仏:神仏習合
菅原神社磨崖仏は、霧島市隼人町松永にあります。 江戸時代までは、人々は神と仏をあまり区別して考えていませんでした。神社のご神体が仏像であったり、たくさんの神仏に同時に願いを託したりするのは普通のことでした。このように神道...
高田磨崖仏:デウス・オティオースス
高田磨崖仏は、南九州市高田にあります。(高田は「タカタ」と読む) 高田磨崖仏は、刻まれている内容が独特です。 観音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、毘沙門天、そして大黒天です。またこの他に、時代が異なる天照大神の立像もあります...
鹿児島の磨崖仏巡り、中間報告会の第2回をやります!
「鹿児島の磨崖仏を全部網羅したガイドブックを作ろう!」というところから始まったプロジェクト「鹿児島磨崖仏巡礼」。6月に第1回の報告会を行ってご好評をいただきました。第2回となる今回も、これまでに巡った磨崖仏を紹介し、その...
下丁場摩崖仏:連刻板碑
下丁場磨崖仏は、さつま町永野にあります。 元来、「碑」とは中国的・儒教的なもので、「塔(卒塔婆=ストゥーパ)」とはインド的・仏教的なものです。板碑とは、碑という儒教的形式によって仏塔を表現した、日本オリジナルの仏教造形物...
久住阿弥陀山磨崖仏:方形内梵字
久住阿弥陀山磨崖仏は、薩摩川内市久住町にあります。 磨崖梵字は、普通、円の中に刻まれます。ところが久住阿弥陀山磨崖仏では、四角の中に刻まれた梵字が見られます。 なぜ普通は梵字が円の中に刻まれるのかというと、密教で行われる...
鹿児島の磨崖仏巡り、中間報告会を開催します!
「鹿児島の磨崖仏を全部網羅したガイドブックを作ろう!」というところから始まったプロジェクト「鹿児島磨崖仏巡礼」。現在プロジェクトがスタートしてから約半年ということで、中間報告会のようなものを開催することにしました。これま...